ジョージタウン

ジョージタウンはガーデンルートが内陸へ通じる要で、イギリス王ジョージ3世から命名されました。ケープ州南部の海岸ガーデンルート上で最も重要な都 
市です。山脈を貫き内陸へ通じる2本の道路であるモンターグパス(Montagupass)及びウテニカパス(Outeniquapass)は近くにあり風景が優美な山道です。

ウィルダーネス(Wilderness)はジョージタウン東方約30キロメートルの場所にあり、インド洋に面する街です。風景が優美なことから、この地にはレイクエリアがあり、ワイルドネスレイクエリアと称され、5つの湖からなります。ここはバードウオッチング愛好家のパラダイスでスポーツが好きな人の楽園です。またドルフィンポイント(Dolphon Point)はカイマン川(Kaaiman River)の河口にあり、インド洋の風景を望むベストスポットです。この川は水の色が真っ黒で、地元の人はふざけてコカコーラリバーと呼び、先住民はその水に病気を治す効果があると信じています。河口には鉄橋が1箇所架けられ、「チューチュートレイン(Choo–Tjoe Train)」の鉄道が通っています。

「チューチュートレインChoo – Tjoe Train」は、全世界で現存する最も古く、今なお定刻通り運行する蒸気機関車の一つです。ジョージタウンからナイスナの間を運行し、平時は木材及びその他貨物運送に利用され、観光客の予約も受け付け、沿道の湖と山の景色や、夕陽で黄金色に染まる海岸の美しい風景に、うっとりしてしまいます。ここは大変に観光客に喜ばれる旅行の重要スポットです。